お知らせ
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津本式と熟成
究極の血抜きは味の何を変えるのか。臭み、水分、時間
究極の血抜きが味に及ぼす変化を、臭み・水分・時間の三点から解説します。血が残ると香りにどう出るのか、水を通しても水っぽくならないのはなぜか、熟成に置ける時間がどう変わるのか。夏の鰺や鱸を例に、江戸前のカウンターで味わいの差がどこに表れるかまで。仕立てと握りの分担にも触れます。 -
津本式と熟成
この一貫は、誰が血を抜いたのか。鮨に至るまでの手の連なり
一貫の鮨には、漁師、仕立て人、仲卸、握る職人の手が重なっています。津本式の血抜きが熟成の入口になる理由、誰がいつ仕立てたかが分かることの実務的な価値、寝かせる日数の見極め方、八月の魚の見方までを、江戸前のカウンターの視点から具体的に解説します。鮨屋で何を訊いてよいかも添えました。 -
日本酒と鮨
日本酒だけじゃない鮨のペアリング。シャンパーニュ・ビール・お茶の合わせ方
鮨に合わせるのは日本酒だけではありません。白身や貝に寄り添うシャンパーニュ、暑い季節に口を整えるビール、うまみで受ける冷たい煎茶。江戸前のカウンターで実際に選ばれている飲みものを、ねたとの相性、温度、頼み方の順に整理しました。八月の東京で鮨を食べる方へ。日本酒との使い分けもあわせて。 -
カウンターの内側
豊洲市場から鮨のカウンターへ。セリと仲卸が魚を選ぶ道すじ
豊洲市場でセリに参加するのは鮨職人ではなく仲卸業者です。卸売業者と仲卸の役割の違い、セリと相対取引の使い分け、鮪の尾切りに表れる目利き、八月の高水温期を支える産地の血抜きと低温での輸送まで、海から東京の鮨カウンターへ魚が渡っていく流れを、観光案内ではなく流通の話として順に解説します。休市日と熟成のつなぎ方も。 -
魚図鑑
穴子と鰻はどう違うのか。江戸前の煮穴子とツメの話
穴子と鰻の違いを、江戸前鮨の側から整理します。海の魚である穴子をふっくら煮上げる手順、煮汁を煮詰めたツメの成り立ち、塩で供する場合の考え方、八月の穴子の身の質、そしてコースのどこで穴子が出てくるかまで。鮨屋の品書きに鰻が少ない理由もあわせて解説し、煮穴子とうな重が別物である理由が分かります。 -
江戸前鮨
江戸前鮨の四つの仕事:締め・漬け・煮る・熟成の入門
江戸前鮨の「仕事」は、締め・漬け・煮る・熟成の四つに大別できます。塩と酢でコハダを締める、赤身を醤油に漬ける、穴子や蛤を煮てツメを塗る、寝かせて旨みを引き出す。それぞれの技法が生まれた理由と、カウンターで味わいがどう変わるかを、具体的な魚の名を挙げて解説します。江戸前の入口として読める一本です。 -
茶の湯
鮨の締めはなぜ熱い緑茶なのか|あがりと粉茶の役割
鮨屋の締めに出る熱い茶「あがり」には、多くの場合、煎茶ではなく粉茶が使われます。渋みと熱さが口に残る脂を流し、次の一貫の味を鮮明にするためです。粉茶と煎茶・玉露・抹茶の違い、湯呑みが厚く大きい理由、あがりという言葉の由来、カウンターでの気楽な向き合い方までを具体的に解説します。 -
鮨の作法
鮨屋でアレルギーや苦手なネタを伝える方法|予約時が肝心
おまかせの鮨屋でアレルギーや苦手なネタを伝えるなら、予約の時点が最も確実です。仕入れと仕込みが数日前から動くため、事前に伝えれば献立を無理なく組み替えられます。伝え方の言葉づかい、鮨で見落としやすい原材料、当日カウンターで伝える手順、日本酒を飲まない場合の伝え方まで、江戸前のカウンターを前提に整理しました。 -
江戸前鮨
昆布締めとは。白身に昆布の旨味を移す江戸前の仕事と締め時間の目安
昆布締めは、薄塩をあてた白身を昆布で挟み、旨味を移す江戸前の仕込みです。昆布のグルタミン酸と魚のイノシン酸が重なる仕組み、鱚や鮃、鯛といった魚種ごとの締め時間の目安、真昆布と利尻昆布の性格の違い、八月の夏の白身との相性、そして席での味わい方まで、カウンターの仕事に沿って解説します。 -
カウンターの内側
わさびの擦り方で味は変わる。皮の有無と、葉側・先端側の使い分け
本わさびは、皮を残すか剥くか、葉側から擦るか先端から擦るかで、辛味の強さも香りの立ち方も変わります。鮫皮おろしで円を描く理由、皮に香りとえぐみが同居する理由、提供直前に擦る理由まで、江戸前のカウンターで行われている薬味の仕事を、店ごとに流儀が分かれる点も含めて順を追って整理しました。
