OUR TEA ROOM
鮨のあとに、一服。
おまかせを召し上がったあと、店内の茶室へお席を移します。点てたてのお抹茶と季節の和菓子を一服。慌ただしく店を出るのではなく、その晩に召し上がったものを思い返す時間を、最後にお持ちいただくためです。

なぜ、鮨のあとに茶室があるのか
「美味しかった」で終わらない一夜にしたい、と考えています。料理と酒、器、空間、そして最後の一服。それらが重なったとき、また帰ってきたいと思っていただける。茶室を締めくくりに置いているのは、そのためです。抹茶の渋みは、脂と酢と醤油の余韻でできた層をいったん流し、味覚を平らに戻します。カウンターから茶室へ数歩移動する、その数歩で、食べる時間から思い返す時間へ切り替わります。
茶道小笠原流の作法で
当店の茶室は、茶道小笠原流の作法によるものです。千利休から千宗旦へと受け継がれた茶の湯のうち、宗旦の高弟・山田宗徧に始まる宗徧流の系統にあたります。宗徧流の茶風は、華美をきらい、質素で静かなたたずまいを重んじるところにあります。派手な道具立てで驚かせるのではなく、簡素なもののなかに美しさを見いだす。鮨の締めくくりに置く一服として、この考え方は無理なく重なります。
ときどき「裏千家の系統ですか」とご質問をいただきます。裏千家は千宗旦の四男・宗室から始まる三千家のひとつで、茶道小笠原流とは、同じ千宗旦から分かれた別の枝という関係になります。


当日の流れ
- お食事のあとカウンターでの最後の一貫を終えたあと、茶室へご案内します。
- お菓子先に季節の和菓子をお召し上がりください。甘みが残ったところへ抹茶が入ると、双方の角が取れ、後味が澄みます。
- お抹茶目の前で一碗ずつ点ててお出しします。両手で持ち、三口ほどでお召し上がりください。
- そのあと茶碗はそのままお置きください。掛け軸や炉のしつらえも、どうぞご覧ください。

よくあるご質問
茶室での作法を知らないのですが、大丈夫でしょうかご心配は要りません。茶会ではなく、お食事の締めくくりとしてお出しする一服です。点てる側が流派の作法に則っているだけで、お客様に手順を求めることはありません。正座が難しい場合も、楽な姿勢でお過ごしいただけます。
茶室はコースに含まれますかお食事のあとに、お抹茶と季節の菓子を一服お出ししています。ご予約時に特別なお申し込みは必要ありません。
写真を撮ってもよいですか掛け軸や炉のしつらえもご覧いただける空間ですので、撮影いただけます。ほかのお客様が写り込む場合のみ、ひと声おかけください。
海外からの客人を連れて行っても大丈夫でしょうか英語でのご案内に対応しております。日本の文化に触れていただける時間として、海外からのお客様にもお喜びいただいています。
ご予約
カウンター八席・完全予約制


